V6三宅くんの影響
私が手話に興味を持ったきっかけ
まず、ドラマ「オレンジデイズ」を観たこと。
よく観るNHKに、手話を使う番組が多いこと。
そして何よりも、V6の三宅くんが楽しそうに手話で話していたことです。
24時間テレビの企画で、三宅くんは 最年少5歳で手話検定5級を取得した阿萬暖々果(あまんののか)ちゃんの家族を取材していました。彼女は、耳がほとんど聞こえないお兄ちゃんの和春(にこはる)くんと会話をする為に手話を覚えたのだそう。
お母さんに見えないところで、三宅くんと兄弟が手話で内緒話をする場面があり、その様子がとても楽しそうだったのです。
そうか、手話ってそんな利点があるのだと気付き、手話がとても魅力的な言語に感じられました。
三宅くんが手話を始めたきっかけとは
V6結成10周年を記念して握手会を行った際に、ろう者の方が手話で伝えてくれていた「何か」が分からず言葉を返せなかったことが、三宅くんの心残りとなります。
それがきっかけで、仕事の合間を縫って区が主催する手話講習会に通い、手話を学んだということでした。
今ではNHKのみんなの手話という番組に毎年レギュラーで出演し、リオパラリンピックのメインパーソナリティーも務めています。
ハイライトなどの解説を手話と同時に行っていましたが、それはとても難しいことなのだそうです。
私はこのエピソードのお陰で手話講習会の存在を知りましたし、みんなの手話も毎週録画して観ています。
いつまで経っても老いを知らず、普段は少年のようにお茶目な三宅くんだからこそ、健常者と聴覚障がいを持つ方の間にある壁を、低くしてくれるような気がします。